【海外出産】スウェーデンで出産した話*Förlossning

『スウェーデンで母になりました。』

こんにちは、前回の記事更新からお久しぶりになります。Usa(@swedenjoho)です。

2019年、筆者の周りは“絶賛ベビーブーム”という話はツイッター等でも何度かお話ししてきましたが、先日も友人カップルのところに赤ちゃんが生まれ、さらに来月には別の友人カップルと義兄家族にも子供が生まれます。

そんな幸せなニュースに溢れていた今年、実は私たち夫婦の元にもなんと待望の赤ちゃんがやってきたのでした!

これまで個人的なことには全く触れてきませんでしたが、筆者自身も実は妊娠しながら記事を更新していました。

ようやく初めての子育てに少しづつ慣れてきて、こうしてパソコンに向かえる時間も取れて来たので、今回は『海外・スウェーデンでの妊娠・出産はどのようなものだったか』を記録がてらレポートしていきたいと思います。

まずは、記憶に新しい“出産の話”を先に振り返りたいと思います。

※(注)記事は 筆者個人の出産体験の話ですが、これからスウェーデンで出産すると言う方にはお勧めしない話が後半にありますので、読み進めるかは個人の判断にお任せいたします(*’▽’*)

おしるし?それとも破水?から始まった出産

出産(Förlossning*フォーロスニング)当日、午前10時にそれは始まりました。

正期産に入り、今か今かと出産の始まりを待ちわびていたので、トイレに行きピンクのおしるしのような?破水のようなものを見たときは、「ついに始まった!かも?」と思いました。

その時点では陣痛(Värk*ヴァーク、Värkarbete*ヴァーク・アルベーテ)らしき痛みも感じないし、おしるしが来てもすぐにお産が始まるわけではないと思っていたので普段通りに過ごしていました。ただ、普段しないことを一つだけしていました。

37週に入ってからは陣痛が早く来るようにと散歩やスクワットなど日々の日課にしていたんですが、この日“おしるし?”を見てからは陣痛が早く始まるようにと“椅子に座らない”ように心がけました。

すると、気のせいかお昼前から何だかお腹に痛みのような何かを感じるようになりましたが、それが痛みなのかどうか分からない程度のものだったので、いつも通りにお昼ご飯を食べました。

昼食を取ってから、その痛みのようなものが繰り返し来ていると感じ始め、あらかじめダウンロードしておいた陣痛を測るアプリで計測を始めてみることにしました。

すると、最初はバラバラだった時間間隔が計測を続けていると、そのなんとなく感じる痛みがすでに3、4分間隔で来ていることが判明。痛みも短いですが約30秒間ほど続いていました。

これは「陣痛だ!」と自覚して、午前中から連絡を取り続けていた夫には自宅に帰って来てもらいました。

夫の帰宅後、すぐにBB(産科)に電話を入れてもらいました。そして、夫に状況を説明してもらっている最中、トイレに行こうと立ち上がった瞬間『バシャーン!!』と完全に破水しました。

日本だったら、破水したらすぐに病院へと指示されますよね?

私が今回、電話で言われたのは「痛みが強いのであればいつ病院へ来ても大丈夫ですよ。来る時間は任せます。ただし夜7時までには病院へ来て下さい。」でした。

破水しててもすぐに病院へ来させないのは予想通りでしたので、ちょっとだけ自宅で粘ってみることにしました。その時点で痛みは「イタタタッ!」と声に出るくらいの結構な痛みにはなっていました。

1時間ぐらい待ってみて、我慢できないほどの痛みではなかったのですが、自宅から産科がある病院まで距離もあったので、早めに行くことにしました。

BBに入院

夕方、指定していた産科のある病院に到着。

この時でアプリの記録を見ると陣痛は約2分〜3分間隔で、痛みの持続時間は50秒前後だったようです。

あとから考えてみればこの間隔、けっこう出産まで近いですよね。

陣痛を自覚した時点ですでに約3分間隔でしたが、BBの助産師さん(Barnmorska*バーンモシュカ)の電話では「痛みの持続時間がまだ短い」と言われていたので、これが数時間続くものだと思っていました。

夫に付き添われて何とか産科病棟のある階に到着。

妊娠期間中に2回あった超音波検査を受けた場所と同じ場所でしたが、どこが分娩などを担当する病棟か分からずあっちこっち移動。5分ほどさまよって、通りかかった助産師さんに案内されて無事部屋までたどり着きました。

日本では陣痛室、分娩室が別々と言うところも多いでしょうか。

私が通された部屋はトイレ・シャワールーム付きの至って普通の病室に普通の病院ベッドがあるだけでした。

そしてこの部屋で出産となりました。普通の病院ベッドの上で出産です。

日本では、足を開く特別なベッドで出産すると思いますが、出産後に入院する部屋に移動するまでずっと同じ部屋でした。

話は部屋に入って赤ちゃんの心音を聞く機械をお腹に取り付けるところに戻ります。

思い出すと、このとき痛みは結構強くはなっていて、ベルトを巻くのも苦労した思い出があります。15分ほど計測し続けて、担当の助産師さんと看護士さんの2人がやって来ました。

スウェーデンらしく自己紹介をしてくれ、何時まで勤務なのかは聞き取れなかったんですが「勤務時間(夜勤交代時間)までは私たちが担当します」的なことを言われました。

そして、妊娠全期間を通して初めて助産師さんによる内診を受けます。

「今、子宮口が3センチくらい開いてますね。10センチ全開まで歩いたり、ボールに座ったり、シャワーも浴びたかったら浴びても良いし(日本では破水してたらダメと聞いていたのでビックリ!)、食べれるなら夕食が出るので食べてね。」と言われ、歩行器やボール等を用意して頂きました。

ところが、2、3分毎に痛みが来るのでせっかく色々用意してくれたんですが、ベッドから降りられず。

食事は食べれるうちに絶対食べたほうがいい!と思って、痛みが引いた合間を狙って3、4口がんばって食べたところでそれもギブアップ。

そこから本格的な陣痛が始まりました。

途中、悪寒がしてあったかい湯たんぽみたいなものを持って来てもらったり、笑気ガス(Lustgas)を使ったりして痛みに耐え続けていたんですが、「もう限界!」となり腰に入れる麻酔注射エピドラール(Epidural−blockad)をお願いしました。

担当の助産師さんを待つこと数分後、麻酔注射の前に助産師さんによる2回目の内診をすることに。

そして助産師さんの口から出た言葉は「あら、もう10センチ開いてるわ。もう生まれるわよ!」

あっという間に出産!

子宮口10センチ全開が分かってからは慌ただしく分娩の準備が進みました。

助産師さんには「もう注射は要らない。痛みが来たら息んで!」と言われ、痛みに合わせて数回息んだその数分後、スーパー安産で無事出産しました。

私は絶対出産で感極まって泣くと思っていたんですが、あまりに急激にお産が進んだのでショック状態での出産では涙一滴も出ませんでした。

胎盤が出る前にへその緒が繋がったままの我が子を胸に抱かせてもらい、「やりきった、終わった」と苦しい痛みから解放されたことにむしろ涙しました。

その後胎盤が出て、裂けた会陰を念のため部分麻酔の注射をしてから塗ってもらい、それからトイレするように言われ、「こんなに出るの?」と言うくらい出るのを助産師さんに見届けられて、私の出産は終わりました。(と思っていましたが、まだ終わっていません!)

そして、病院からお祝いのノンアルコールのシャンパンとサンドイッチを出して頂きました!

しばらくして夫と我が子と3人でまったりしてると、夜勤勤務の助産師さん2人が挨拶しに部屋にやって来ました。そして「産後のお腹を見ますねー」と言うことで、再びベッドに横になり、お腹の触診を受けました。

※お腹をグーパンチ!!!

分娩を担当してくれた助産師さんも何度もお腹を触診していたので、また同じことされるんだと思っていて油断していたその時、夜勤担当の若い助産師さんがしたこととは!

『全力で私のお腹をグーパンチ!!!!』

それと同時に、悪露が勢いよく吹き出すのが見えました。あまりに突然の出来事に呆然!

もちろん、ものすごい痛かったです!!叫び声を上げるぐらい!!

でも、これは必要な処置なんだと頭ではすぐ理解出来て、処置が終わってから全力パンチをしてきた助産師さんに「あなた、パンチする前に何も言わなかったけど、それ正解よ!」と話しました。

もしこれから何するのか説明を受けてからパンチされていたら、身構えちゃって上手く悪露が出せなかったかもしれません。不意打ちが効果てき面な処置でした。

日本では産後悪露出しのためにお腹パンチされないですよね?聞いたことも、どのネットのサイトでも見たことがなかったので、驚きのスウェーデン流?処置でした。

その後、30分ごとにこのグーパンチ処置を受けました。

2回目からは助産師さんが「私の白衣掴んでも良いですよ」と言ってくれたので遠慮なく掴ませて頂きました。それくらい痛かったです。

さて、出産話も終盤に入りました。

日本では産後、産褥ショーツを履くかと思いますが、スウェーデンでは病院が用意してくれた包帯で出来たショーツを履きます。

それにお産パッド/産褥パッド(Förlossningsbinda*写真参考)を置いて(後ろにテープも付いていましたが置くだけで大丈夫でした)履くんですが、包帯ショーツは程よくゴムが効いていて締め付けもまったくなく、ズレないし心配してた漏れも一度もありませんでした。

そして、すべての処置が終わり、入院病棟のお部屋に移動して私の出産体験は終わりを告げました。

出産は無事終わりましたが、ここから“育児”という未知の世界が私たち夫婦2人を待ち受けていたのでした。

以上、筆者の『スウェーデンで出産した話』をお送りしました。

いかがでしたか?

次回、“壮絶すぎた産後育児&あって助かったもの”をお送りする予定です。

最後までお読みくださりどうもありがとうございました✧٩(ˊωˋ*)و✧

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