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スウェーデン出産育児日記13

※2024年1月17日加筆修正しました

こんにちは

リニューアル公開を始めてから

間が空いてましたが再度再開です😇

育児日記を読み返すと

当時はよくがんばっていたんだなー

としみじみ

育児歴が長くなると考え方も変わってくるので

修正も入れつつ

順次公開をしていきたいと思います

 

今回は

スウェーデンの離乳食(Mat :食事)について

ご紹介していきます

試行錯誤の離乳食初期・中期の話ですが

参考になれば幸いです

 

ほうれん草はNGフード?》

スウェーデンの離乳食は

生後4ヶ月から開始できます

 

始めると言っても

最初は子供用に何か作るのではなく

大人が食べている食事を舐めさせるだけです

 

大人の食事風景を食べたそうに眺めていたら

食材・調味料・香辛料などは気にせず

食事の中からペースト状のものを

指やスプーンで少しすくって

舐めたそうであればちょっと口に入れてあげます

 

これにより赤ちゃんは

食べ物の“味”を練習していくのだそうです

さらに大人の食事風景に興味が出てきた子は

オートミール粥(Havregröt*ハーヴレ・グロット)

から離乳食を本格的に始めます

 

うちでは、義父が

「最初はバナナを潰したのをあげるんだよ」

としきりに言ってたので

生後5ヶ月になった丁度その日に

一日一回バナナ小さじ1からスタートしました

 

いよいよ“食べる”練習開始です

 

(余談ですが検診で

夜中起きやすくなったことを相談したところ

『寝る前にオートミール粥食べさせてみてもいいわよ』

と言われましたが生後5ヶ月まで待ちました)

 

果物は火を通さなくても良いので

生のバナナをペースト状にしたのをあげてみました

とても不思議そうな顔をしていましたね

数口食べて泣き出してしまいました

 

徐々に食べることに慣れて来たので

我が家では市販のオートミール粥も

あげてみることにしました

 

スウェーデンの子供用オートミール粥は

お湯で溶かすだけで食べることができ

生後4ヶ月からのオートミール粥(下記写真)

その後は6ヶ月、8ヶ月、1歳、1歳半から2歳から、3歳から6歳までと

月齢・年齢ごとの商品が売られています

基本のオートミール粥以外には

 

✩Fruktgröt(フルーツ入り粥)

✩トウモロコシで出来たMjölkfrigröt(ミルクなし粥)、

✩Fullkornsgröt(全粒粉のお粥)

などがあります

 

我が家の離乳食メインは

Semper社のHavregrötをそのままか

フルーツや野菜を足してあげています

上記写真はとある日の

ブロッコリーとラズベリーを混ぜたものです

こちらは完全自己流です

お粥と混ぜずにピュレを上に載せるだけ

の時もあります

 

離乳食初期の頃はこの他に

バナナや人参のペースト、りんご、ジャガイモ、茄子

魚は冷凍で買ったRödspätta(カレイ)を

家にあった出汁で柔らかく煮て

小さじ1から与えてました

 

日本の離乳食を見ると

可愛い小鉢にそれぞれ盛ってますよね

私はワンプレートが好みです

子供用の器もいずれは購入予定ではいますが

まだ買っていないので家にある食器を使っています

 

オーツ麦のお粥は家庭で手作りもでき

その場合には菜種油やオリーブオイルを

1食分に小さじ1ほど混ぜると良いそうです

 

子供は大人よりエネルギー摂取が必要なのだとか

その他の自家製の離乳食にも

1食分小さじ1の油を加えます

 

さて、このオートミール粥なんですが

最初は一体何グラム子供に与えれば良いのか

非常に迷いました

オートミール粥の箱の後ろの作り方には

『一食:約130g(1 portion)、食事スプーン5杯(約大さじ5)と水100ml』
『試食:約87g(1 Smakportion)、食事スプーン3と2分の1、水70ml』

と書かれています

(箱にはスウェーデン語、フィンランド語、ノルウェー語で書かれています)

 

お試し用の量でも約87gとあるので

「さすがに多いのでは!?」と迷ったわけです

 

「一食130g」と書かれてはいますが

スウェーデンの離乳食も

 

最初は小さじ1からスタート

 

数日は少量で様子を見て

もっと食べたそうであれば40g

さらに食べることができる子は

生後6ヶ月で一食分食べる子もいるみたいです

 

我が家も初回は25g(大さじ1+お湯20ml)で始めて

徐々にグラム数を増やして行き

一食分食べるようになったのは

生後8ヶ月ぐらいの頃ですね

今でも食べむらがあるので

食べない時は50gも食べない回もあります

 

日本と同じようにペーストから徐々に

固形のものに替えていくところは

スウェーデンでも同じですが

量に関しては“食べたいだけあげればいい”

的なところがあるように感じました

 

離乳食の進め方も

細かいルールはない印象を受けました

家庭それぞれのやり方でいいし

エネルギー補充にバターをそのまま

お口に入れてあげてるお家もあります

 

一食130gまでを目安にすればいいかなと思いました

お出かけ用のパックに入っているお粥や果物ピュレも90g〜120gの商品が多いです

毎日悩み続けた量の問題ですが

離乳食開始数ヶ月は食べる練習がメインなので

量は気にしないことにしました

 

ところで

離乳食最初の野菜は栄養を考えて

ほうれん草をあげていたんですが

スウェーデンの離乳食を調べているこんな記事が!

 

ハチミツは乳幼児に与えてはいけないことは

有名な話だと思いますが

 

スウェーデンの離乳食の

“与えてはいけない食べ物リスト”に

蜂蜜と並んでほうれん草も

書かれていました!!

 

日本では離乳食初期にあげられる

定番中の定番のお野菜なのに??

 

調べてみると

赤ちゃんがほうれん草を食べると

ブルーベビー症候群(別名:乳児メトヘモグロビン血症)

と言う症状が出る場合があるのだそうです

 

ほうれん草等の野菜には

硝酸態窒素が多く含まれているため

ほうれん草を食べて体内の酸素が減り

肌が青くなるチアノーゼの症状が出る場合があり

中には窒息して亡くなる赤ちゃんもいるので

 

スウェーデンでは

1歳までほうれん草は与えない

のだそうです

 

基本的には茹でてしまえば問題ないみたいですが

離乳食のほうれん草は一旦中止しました

オートミール粥に混ぜると

美味しかったんですけどね!

パート14に続きます

Image by 泊悦 枫美 from Pixabay

Hej! och varmt välkommen till min blogg! Jag är från Japan och bor i Sverige. Just nu brinner jag för träning svenska språket och hälsa!

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