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日本と違う！？実は同じ！？異文化のあれこれ

こんにちは、Usaです。

これまで筆者がスウェーデンで受けたカルチャーショックな話を2回『【Kulturkrock11選】スウェーデンのびっくり&カルチャーショックな話』『スウェーデンで受けたカルチャーショック＆驚いた話＊第2弾＊』お届けして来ましたが、今回はその第3弾です。

では、まず最初にこの話から。

1.耳栓とイヤーマフ

育児編でもお伝えしている子育て中のマストアイテムの耳栓(Öronpropp)。泣きじゃくる赤ちゃんを抱っこしてあやし続けていると耳が耐えられなくなる時もあるんです。

スウェーデンでは耳の保護をとても重要視しているので、コンサートやライブで小さな子供がよくイヤーマフ(Hörselskydd)をしています。『コンサートなのに!?』と思うかと思いますが、ボリュームダウンでちゃんと聞こえています。

スウェーデンでは軍のイベントも多く、催しで大砲や銃連射が見れることもあるんですが、耳栓も配っていますし、イヤーマフを持参する方も多いです。

マイク付きのイヤーマフだと人の話し声は大きく拾って大きな音はボリュームダウンしてくれます。音量調整も可能です。

また、バンドなど音楽をやってる人もパーカッションやギターやら大音量なので、演奏者が演奏中に使用する耳栓も売られてます。

これは子供用の定番アイテムです！蛍光ピンクと蛍光イエローのイヤーマフをつけてる子供よく見かけます！

2.学校の休み時間はお菓子買いに行くよ

スウェーデンの小中学校一貫校の時間割がどうなっているのか詳しくは知らないんですが、近所のスーパーに買い物に行くと子供たちが授業の合間の休み時間にスーパーに来るんですよね。

買い物してる子たちは中学生ぐらいだと思うんですが、お菓子とかジュースなど買ってますね。

コロナ渦になってからは店の前に「買い物しない子は店の前に待っててね！」とポスターが貼られてました。

3.従業員欠員が出ると飛行機欠航

人誰しも急に体調が悪くなることもあります…交通機関の従業員も同じでですね、お休みされると必要人数が揃わない訳ですよ。

なので、従業員不足で当日急に電車が運行休止になったり飛行機が欠航ってことが起こり得るんです！日本じゃあり得ませんよね！！

利用者の立場ならたまったもんじゃないです。大きな都市だとこういう事は起きないと思いますが、地方だと頻繁にある事ではないですが、まあまああります。

時間通りに電車が来ない&突然運行中止になるのは海外ではもはや当たり前ですね。

4.スウェーデンの男も弱っ！！

日本でよく見聞きする妻が

「ちょっと熱あるっぽい」と言うと「俺も熱あるかも」

と謎に張り合ってくるあれ…と関係なくはない話になりますが、男性が軽い風邪症状が出ただけで大袈裟に騒いで寝込むと言うのはスウェーデンでもあります！！

スウェーデン語で『Mansförkylning(マンス・フォーシールニング』と言われているものです。

日本語訳すると「男風邪」ですが、男性は女性より風邪を引きやすく症状が重いんだそうですよ？？？

欧米男性ってしっかりしてるように見えるじゃないですか。実際はちょっと咳するだけで重症患者です♡

気のせい？で熱あるかもな状況も男にとってはすこぶる体調悪いんでしょうね！？！？

5.子供が運転できちゃう“Mopedbil”

散歩や車でお出かけしてると遭遇する小型のややエンジン音がうるさめの車、実は運転しているのは子供です。

15歳ぐらいの子が自動車運転免許なしで運転できる車が【Mopedbil】と呼ばれる軽自動車よりも小さな車です。

原付の免許(AM−körkort＊Moped klass Ⅰ*EU -moped)があればこのミニカーも運転出来ちゃいます。スウェーデンでは原付の免許は15歳から取れます。ちなみに自動車運転免許は18歳からです。

ただし、最高時速45kmとスピードは出せません。なのでこの車がいると非常に渋滞しやすいです。

車の後ろに三角の赤いマークのステッカーがでかでかとついてるので分かりやすいです。

6.シャワー後はこれで床掃除

スウェーデンではシャワーだけのおうちが多いので、バスルームはガラス戸の仕切りやカーテンのみで仕切られてます。そのためシャワーの水は床に流れ放題。

そこでシャワー後はこの水切りワイパー(ドライワイパー＊Gummiskrapa, Golvskrapa, Duschskrapaなど名称が色々あります) で床に広がった水を排水口に流してます。

写真上のような柄が長いのは公共プールなどでスタッフさんが使ってますよね。スウェーデンでもプールやサウナの更衣室兼シャワールームにももちろん置いてありますが、家庭でも使います。

我が家は私が掃除用具的なものを見えるとこに置いておきたくない派なので写真下の柄の短いドライワイパーを使っています。こちらはHemtex(ヘムテックス＊寝具やキッチン、バスルームのお店)で購入したものです。

（これもかわいい！）

7.賃貸アパートは家電付き

スウェーデンの賃貸アパートは、冷蔵庫、電気コンロ、オーブンなどの家電は備付けです。壊れたら管理会社に連絡して無料で取り付け直してもらえます。

我が家は賃貸アパート住みなので実は昨年、我が家にやってきた洗濯機と設置資金は全て管理会社持ちでした〜♪

初期費用ゼロ円、月の管理費(水道代込み)が900円ほどプラスになっただけで洗濯し放題です！小さい子がいると洗濯物が増えるので自宅に洗濯機があるのは本当に便利！まぁ、日本ではそれが普通ですけどね。

うちのアパートの場合ですが、まず管理会社の規定でシャワーとの距離がないと洗濯機の設置ができません。我が家はトイレ・シャワールームは広めだったので問題なく設置できました。

余談ですが、この洗濯機設置のために何度業者さんが自宅に来たことか！

日本だったら一度に1時間もあれば設置完了するのではと思いますが、洗濯機搬入のためにまず

・管理会社の方が下見に来られて
・別の日に水回りの業者さんが下見に来て
・数日後、電気配線の業者さんが洗濯機を設置、がまだ配線等終わってないので使用はお預け
・また水道の方が来て排水管の作業して
・だいぶ経ってからまた電気配線の業者さんが来てブレーカーを直して終了

と、洗濯機一つ設置に大変時間がかかりました。スウェーデンあるあるですかね。

洗濯機が設置出来ないお家や、古い分譲アパートでも洗濯機が自宅ない場合はアパートの共用ランドリーで洗濯します。

このスウェーデンの洗濯機、日本とかなり仕様が違うので自宅の洗濯機も使いこなせませんが、共用ランドリーも機能が多すぎて使いこなせませんね！

8.ダブルシンクが主流

スウェーデンのシンクは、日本ではあまり見かけないダブルシンクです。デザインも色々あります。

写真下のタイプだと右側の方が若干広いです。左側が浅くて小さいタイプもありますね。栓もあるので片側に水を溜めて漬け置きもできます

スウェーデンのほとんどの家庭で食洗機があるので、シンクでは軽く洗うだけです。

9.ボールペンの色は基本青

これはスウェーデンだけではないと思いますが、欧米ってボールペンは青色インクですよね。印刷の文字が黒なので手書きの記入がしてあるかどうか見やすいという利点があるそうです。

需要はないと思うので記事に書く予定はないんですが、昔ビザの申請を却下された際、国外退去に遭ったんですが、スウェーデンを出るときに書類にサインをお願いされ「この青いペンでサインして。サインしたかどうか見やすいから」と言われました。

10.料理上手男子は“多い

多いのであって、みんなではありませんのであしからず。スウェーデン男子も大半は男性特有の“平常運転”です。

ですが、筆者の義弟が本当にいつも美味しい料理を作ります。見た目もおしゃれ！！毎年クリスマス前は姪っ子ちゃんにパン教室開いています。

(スペイン料理…だったかな？とっても美味しかったです)

ケーキなどのデザートもちゃちゃっと作れる男子は多いですね。スウェーデンでは料理ができるのもモテ要素なのだとか。

(親戚の40代パパが作ってくれたアイス！自分でデコレーションするのが好きなんだそう！）

＊

いかがでしたか？

探せば「これも日本とは違うな」というものが沢山ありますね。時間があればまたまとめて書きたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました！