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スウェーデン出産育児日記⑧

※2023年8月23日加筆修正しました

こんにちは

スウェーデン出産育児日記の第8回目

前回の

“新米ママの私が知らなかったこと

スウェーデンの育児法”の後半です

それではどうぞ!

11.新生児から洋服

こちらには

赤ちゃんが着る長肌着などの下着類はありません

 

【Body(ボディー)】と呼ばれるつなぎ服や

Tシャツなんかも新生児から着ます

56サイズのTシャツなんて

ちっちゃくてとても可愛いですよ♡

 

日本の新生児服は

赤ちゃんの弱い肌を考えて

縫い目が逆だったり

サイズ表記のタグも

表側についていたりしますが

スウェーデンのベビー服は大人と同じ仕様です

 

そういう細かいところは

あまり気にしないみたいですね!

12.生後6週間まで毎週検診

スウェーデンの検診は

生後6週まで

毎週1回、体重・身長・頭囲の測定

があります

 

出産から約1週間後の生後1週目のみ

自宅に保健師さんが来てくれ

あとは選択したBVC(Barnvårdscentral)に

毎週検診に行きます

 

生後6週目には

任意によるドロップタイプの

ロタウィルスワクチン【Rotarix(ロタリックス)】の投与があります

もちろん検診も

日本では高額なロタリックスワクチンも無料です

13.哺乳瓶は一日一回消毒でOK

我が家では

哺乳瓶の消毒は煮沸消毒を

以前は使用の都度行っていました

 

それがあまりに大変なので調べていたところ

スウェーデンでは哺乳瓶の使用後は

“冷水で乳タンパク質を落としてから

中性洗剤とぬるま湯で洗って再び使えば良い”

とのことでした

 

哺乳瓶がいくつかある場合は

まとめて食洗機の使用もOKです

 

そして

煮沸消毒は一日一回で十分

だそうです

 

おしゃぶりの消毒も同様で

我が家では煮沸消毒が朝の日課となっています

※哺乳瓶の消毒は6ヶ月まで続けた方が

良いみたいです

 

衛生面が気にはなりますが

スウェーデンは

割とそこのところ大雑把ですね(°_°)

 

日本の粉ミルクは

雑菌が入らないように缶タイプが主流のようですが

スウェーデンの粉ミルクは大

体紙の箱で密閉された袋に入っています

(※2020年4月にリニューアルされて

2パック入りに変わりました

新しくなってからは我が家では

粉ミルクをケースに移し替えて使っています)

作り方は

パウダーを40度のお湯で溶かす(生後6ヶ月までの粉ミルクの場合)

と書いてますが

私は沸騰したお湯と湯冷ましの水で調乳しています

 

生後6ヶ月からの粉ミルクは

なんと水道水からすぐ作っていいそうです

 

パウダーと水道水を哺乳瓶に入れ

電子レンジで適温に温めて飲ませる方法を

このメーカーは推奨しています

 

我が家の場合

生後6ヶ月後もとりあえず今まで通り

お湯と湯冷ましで調乳しています

 

ちなみにミルクは日本語では“飲む”ですが

スウェーデン語では“食べる(äta)”と言います

また『泣いてる』と言う意味で

『Hon/han är ledsen』と言う言い方もします

最初に言われたときはポカンとなりました

14.ベビーカーはべッドタイプ&Babynest

こちらでは新生児や首が座るまでは

ベッドタイプのベビーカーを使います

 

そして、育児必須品のひとつに

【Babynest(ベイビーネスト)】というものがあり

ベッドタイプのベビーカーの中に入れても使えます

 

さきにおくるみの話をしましたが

スウェーデンではおくるみより

このベビーネストで

赤ちゃんの周りを包んであげることで

赤ちゃんを落ち着かせ

寝かせる方法が一般的のようです

15.おしゃぶりは必須品

うちの子は泣いている時は

おしゃぶりを嫌がるので

抱っこであやし続けてると

 

「おしゃぶりは使わないの?」

とよく聞かれていました

 

日本では「おしゃぶりはあまり良くない」

と言う意見がよく聞かれますが

スウェーデンの人はあまり気にしないようで

赤ちゃんは当たり前のように

おしゃぶりしています

 

うちではおしゃぶりを付けても

吐き出してしまうことが多かったんですが

夜間に起き出しそうになった時に使うと

再び寝入ってくれるようになり重宝してます!

16.Snuttefilt“安心毛布”

こちらでは

動物かキャラクターの頭だけついて

体がタオルのベビーグッズ

【Snuttefilt(スヌッテフィルト*安心毛布)】が定番です

出産のお祝いには

洋服かこのスヌッテフィルトを

プレゼントするのが一般的のようで

我が家も合計6個頂きました!

 

【後述】

まだ寝返りが出来ない頃に

このスヌッテフィルトを

お気に入りにしてもらいたく

寝てるときに傍に置いていたら

掴んで顔に乗ってしまい

かぶさったまま取れなくて

大泣きされたことがあります

 

自分で取ったり出来るようになるまで

寝てる間は被さるものは

置かないほうが良いなと思いました

17.オムツ交換とTvättlappar

オムツ交換には

お尻拭き“Våtservetter(ウェットティッシュ)”

を使うと思いますが

スウェーデンでは

“Tvättlappar(トヴェット・ラッポー)”

というキッチンペーパーのような吸水性に非常に優れた破けにくい四角いペーパー

もしくは綿のタオルも使います

 

私自身

この使い捨てタイプのTvättlapparの使い道が

曖昧なのですが

ペーパータイプはゆるうんち君を拭き取る際

お尻拭きより楽に取れるので

最初にTvättlapparで大方拭き取り

仕上げにお尻拭きを使っています

 

あとは、こぼれ防止で

オムツ交換マットに数枚敷いて使っています

〈※加筆:2020年3月〉

ペーパータイプの使い捨て用Tvättlapparは

“水と必要であれば少しソープをつけ

濡らして使うもの”

だそうです

コメントを下さったTOMOKOさんに

教えていただきました!

情報ありがとうございます!

 

よくよく考えれば

商品には使い方が書いてあるものですよね(^_^;)

当時は育児に手一杯で

パッケージを読むことすら

思いつきもしなかったです

自分で調べるという余裕が

全然なかったですね

 

お尻拭きとしては

どちらを使えば良いかと言うと

スウェーデンでも

ウェットティッシュに含まれる化学物質で

肌が荒れてしまう赤ちゃんもいるので

お尻拭き派とTvättlappar派がいるみたいです

我が家では普段はお尻拭きメインです

 

うちの子の場合

離乳食を食べ始めて

やっとお通じが良くなりましたが

以前は2、3日に一回しか出さない子で

4日お通じがない日もざらにありました

 

その分、一回分が大量で

パパが家にいるときはほとんどパパが

シャワーしてくれています

なので生後半年くらいは

どちらも使用頻度が低めでした

 

Tvättlapparを水で濡らしてみると

“お手製のウェットティッシュ”

と言った感じですね

化学物質ゼロなのでお肌にも優しいですよね

離乳食の時に使ってみましたが

市販のウェットティッシュ(食べ物を拭くとぬめっとするので滑る)より

口周りの汚れを滑らず

簡単に拭き取れる気がします

 

また、使い捨てTvättlapparは

ペーパータイプのほかに

“Skumtvättlappar”という名のものも

売られています

 

こちらは、薄いウレタンスポンジ製で

真空パックになってるので

袋を開けると2、3倍?それ以上に膨らみます

使ってみた印象ですが…

こちらは正直“よく分からない”です

 

使い方はペーパータイプと同じく

濡らして使う物らしいのですが

イマイチ使い方が掴めませんでした

【追記:2020年3月22日】

オムツ交換で使い捨てtvättlapparを

濡らして使ってみました!

離乳食同様に滑らないので

拭き取りやすかったです

 

ただ、我が家は

オムツ替え台が部屋にあるので

使用毎に濡らさなければならないのが

難点かもしれませんね

あと一つ

タオルタイプのTvättlapparですが……

下の写真にある布のTvättlapparは

お下がりで大量に頂きました

 

用途としては

オムツ交換(布オムツがあるなら布で拭く取るのもありですよね)の他に

ゲップの際の肩掛け・よだれ拭き・入浴後のタオル・肌の汚れ拭き

としても利用可能だそうです

 

タオルの右上に

緑、オレンジなどの引っ掛け紐がついている商品は

友人も使っていました

IKEAの物ですが

ベビーの定番アイテムのようです

17.会陰縫合は一切チェックなし

育児とは違う話になりますが

会陰縫合の処置後は一切ノータッチでした

 

入院中も出産から約1ヶ月後にある

妊婦健診からお世話になっている担当助産師との産後面談でも

全く触れられませんでした

18.赤ちゃんもママも体重制限なし

妊娠中の話になりますが

こちらでは妊婦の体重制限は特にありません

15キロまでの増加は一般的で

それ以上もそんなに問題視されないようです

友人ママは22キロ増えたそう!

 

そして、それは赤ちゃんも同じで

“赤ちゃんは食べて太るもの!”

と言われました

 

うちの子は生まれて

2週間後から一気に体重が増加して

“一日25gほど”体重が増えていれば良いところ

“85g”も増えていて焦りました

 

おデブ街道まっしぐらかと心配してると

小児科医の先生も助産師さんや保健師さんも

 

「そんなこと気にしなくていいんだよ!あなたの赤ちゃんはスーパーパーフェクトよ!」

とお墨付きを頂きました

 

赤ちゃんは体重を増やすことが重要で

問題視されるのは

体重が増えてないことのようですね

 

日本では体重が増え過ぎると指導される

と聞いたので

その対応の違いに戸惑いましたが

無事に健康に育っています:.* (°´˘`°)/  *.:

 

【*加筆 2021/9/30】

赤ちゃんの体重は

基本的に増えていれば問題無いんですが

増えすぎはやはり指導が入るみたいです

 

今年生まれたうちの子のいとこちゃんが

生後半年で11キロに到達して

ぷくぷくなんですが

足の血流が悪くなり

足の指の皮膚が鬱血して

紫色になっているので

あまり飲ませないようにと

保健士さんから指導されたそうです

19.【番外/】スウェーデン女子は生肉気にしない

最後にまた妊娠中の話になりますが

妊婦さんは火の通ってない生肉など

口にしないよう

食生活には細心の注意を払いますよね?

 

今年は、私の友達や友達の奥さんなど

ベビーラッシュで妊婦さんが

周りに多かったんですが

妊娠中の友人らは

ローストビーフなど

特に気にせずに食べていました

 

妊娠中にお呼ばれしたパーティーでは

お邪魔した友人の彼女さんも妊婦でしたが

出されたローストビーフを普通に食べており

私も出されたからには食べないわけにはいかず

不安に襲われながらも頂きました(でもとっても美味しかったです♡)

 

その後

担当の助産師さんに確認したところ

やはり“生肉はよくない”

と言う説明を受けたので

生肉など妊婦さんは

食生活に気をつけたほうがいいですね

 

 

いかがでしたか?

私自身

まだまだ育児に関しては

分からないことばかりですが

1日1日大事に過ごしてます

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました

 

次回は

スウェーデン出産育児日記⑨

お送りします

Hej! och varmt välkommen till min blogg! Jag är från Japan och bor i Sverige. Just nu brinner jag för träning svenska språket och hälsa!

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