太っていい火曜日!『Fettisdagen』

今年は例年より遅めのあの日がもうすぐやって来る!

この時期になるとカフェなどでよく見かけるスウェーデン伝統のデザートがあります。

丸いパンを横に半分に切って、中にたっぷり生クリームが入ったそれは、スウェーデンの焼き菓子『セムラ』と言います。

既に1月頃からカフェやスーパーなどでたくさんのセムラ(Semla*複数形:Semlor)が棚に並んでいて、正直いつ食べても良いものなのですが、実はこの“セムラを食べる日”というのがもうすぐやって来るのです。

例年であれば2月頃にその日が来るんですが、毎年日付が変わるため今年は3月に入ってから

今回は『なぜ日付が変わるの?セムラってどんなデザート?』についてご紹介していきたいと思います。

セムラを食べる日

そのセムラを食べる日をスウェーデンでは『Fettisdagen(フェッティスドーゲン)』と言います。日本語では『パンケーキ・デイ』と訳されるようです。

このFettisdagenはキリスト教の伝統的な慣習です。クリスマスやイースターのようなイベントの日のようなものに近いかもしれません。

現在はクリスマスのように厳密にその日に行われるのではなく、先に述べたように1月に入るとセムラを食べる日が始まって、そのFettisdagenの日まで続くと言った感じです。

なぜこのFettisdagenという日があるのかというと、昔はキリスト教の風習でイースターの46日前の“灰の水曜日”からイースター前日まで断食が行われていたんだそうです。

その断食期間を前に、昔は高価だったカロリーの高い美味しい食べ物やデザートを食べていた日が、この“Fettisdagen”です。

なぜこの名前なのか?

スウェーデン語の“Fet”は『脂肪、太る』と言う意味で英語だと“Fat”、 “tisdagen” は英語では“The Tuseday ”になります。二つを繋げて“Fettisdagen”となり、直訳するとまさに『脂肪の火曜日』と言う意味になりますね。

イースターは毎年その日が変わる移動祝日で、『春分の日後の最初の満月の次の日曜日』に祝われます。

その日曜日の47日前が毎年火曜日になるため、ファットな食べ物を食べる火曜日、すなわちこれが“Fettisdagen”と言われる所以です。

イースターはスウェーデン語では『Påsk“ポスク”』と言います。イースター休暇( Påsklov:ポスクロヴ)も今年は例年より遅れて4月21日の日曜日の週になりますね。

この47日前ですから今年のFerrisdagenは3月5日になります。早い年だと2月の2週目にあるので、今年はたっぷりセムラを食べられます。

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