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コーヒー文化とフィカ【スウェーデンの独特な?飲み物文化】

※2021年8月23日加筆・修正しました。

スウェーデンを始め“北欧と言えばコーヒー”!?

こんにちは、Usaです。

スウェーデンには『Fika(フィカ)』と言うコーヒーブレイクの文化があります。北欧の国々はコーヒー消費量が世界上位クラスなのだそうです!

スウェーデン人は仕事の合間や家族や友人との団欒の時間に、クッキー、ケーキなどの焼き菓子と一緒にコーヒーを飲みます。

フィカはスウェーデン人にとって、とても大切な休憩時間で、コーヒーと一緒に軽い焼き菓子の時もあれば、ケーキを食べる時もあります。

さながらイギリスのアフタヌーンティーのようです。

コーヒーのお供は焼き菓子の他にサンドイッチ(Smörgås*スモールゴス)の時もあり、パンにチーズとハムなどがのっている軽いものを頂きます。

コーヒーを飲みながらお喋りを楽しむ、それがスウェーデンのフィカです。

コーヒー派?紅茶派?

( 出典:Pixabay )

さて、こんなコーヒー大好き国民のスウェーデン人ですが、実はみんながみんなコーヒーを飲むというわけではありません。

紅茶派な人たちも結構いますし、コーヒーも紅茶も飲まないお水しか飲まないという人も割と普通にいます。

日本であれば「今日はコーヒーにしよう」とか「今日は紅茶の気分」の時もあるし、“周りに合わせて”と言う日もあったりしますよね。

筆者が通っていた語学学校のアイルランド出身の英語の先生が言っていましたが

 

普通はコーヒー派の人はいつもコーヒー、紅茶派の人は絶対コーヒーを飲まない

 

なんだそうです。

「コーヒーも紅茶も毎日飲む」と話したクラスメイトには両方飲むなんてあなた変わっているわねとまで言っていました。

と言うアイルランド人の先生のご意見ですが、スウェーデンではどうかと言いますと、その言葉はスウェーデン人も同じです。

 

コーヒーを飲まない人は何が何でも本当に絶対口にしません!!!

 

紅茶派の人は他の人が全員コーヒーを飲んでいても、紅茶を自分用に入れて飲んでいますね。ジュースですら自分の好きな味しか飲まない人もいるほどです。

“飲み物は自分が好きな物”を、そんなところにスウェーデン流を感じることができます。

数年前に筆者が友人らとBBQに出かけた際、誘った側の準備として友人のためにコーラを用意してたのですが「ファンタのExotic味が好きだから店寄って買ってくるよ」と言われてしまったことがあります。

また、ホームパーティーもよく開くスウェーデン人。

筆者の家はコーヒー派だったので、昔ある友人を招いた時に何飲むかと聞いたら彼は紅茶派だった為内心焦りました。「紅茶」と言われたときに「(やばっ!)あるかな!?」とストックの棚を冷や冷やしながら漁ったほどです。

コーヒーを絶対飲まない友人が来たときは、「紅茶飲む?」と聞いたら実は彼女は水派のスウェーデン人でした。

お酒もまた然りで、パーティーの席でお酒を勧められて一回でも飲めば、今後一生そのお酒を飲まされます。

筆者は特段お酒を飲む方ではないですが、ウォッカ(snaps)を勧められるがまま初回に飲んでしまったので、次回から席にはすでにウォッカ用のグラスが用意されています。

酒飲みはお酒を勧めてきますが、飲みたくないのであれば断っても大丈夫です。アルコール類も飲まない人は絶対に飲まない国なので問題ありません

日本人の筆者は年上の方からのお酌は断れず飲んでいたら、お酒は強くないので顔が真っ赤に。友人には「いらないって言わないとだめだよ」と言われてしまいました。

と、人を自宅に招くのであれば飲み物の準備も非常に大切なスウェーデンのフィカ&飲み物文化です。

以上、スウェーデンのフィカと個性的な飲み物文化のお話でした。最後までお読みくださりありがとうございます。

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photo by rawpixel.com

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