Okategoriserad

スウェーデン出産育児日記⑩

※2023年8月24日加筆修正しました

 こんにちは

スウェーデン出産育児日記の第10回目です

それではどうぞ!

現在、0歳児育児奮闘中のため

“出産・育児話”の記事が続いております

 

育児をしていると

生まれて初めての貴重な経験や

あんなに大変な思いをしたことでさえ

次々と未知の試練が待っているので

忘れて行ってしまうんですよね

 

出産から時間が経ち

育児の合間に今までの出産関連の記事を

振り返ってみたところ

これまで起きた出来事

を鮮明に思い出すことができ

『人生の大イベントを記録しておくことって大事!いいな!』

と改めて思ったので

振り返り用に記録していきたいと思います

よければお付き合いください

《出産したあの日の話》

去年、第一子を出産した私ですが

実は記事に書くか書かないか

迷った話があるのです

 

それは出産した病院での出来事なんですが

内心「まさかこんな展開になるとは」

と思っていた話です

 

陣痛が始まり

病院に着いて案内された病室のベッドで

横たわってNST(ノンストレステスト)を測定をしていたとき

担当の助産師さんが挨拶に来られました

 

スウェーデンの産科は

助産師さんたちが部屋に入ってくるときに

なぜかいつも二人一組で現れるんです

 

当然、分娩の際も

担当してくれたのはたった2人でした

日本だと医師や看護師さん達が

もっといますよね

 

入院から出産まで私を担当してくれたのは

女性助産師さんと

おそらくペアの相手が

看護師さんだったと思うんですが

私を担当してくれた看護師さんが

実は若い男性看護師さんだったのです

 

それが嫌だったという話では全くありません

 

彼は陣痛で苦しんでる私を

優しく冷静にずっとサポートしてくれ

とても頼もしかったです

 

私は、呼吸方なども

自分で勉強しただけだったので

陣痛で痛いと呼吸が上手くできなかったのですが

この男性看護師さんは

「ゆっくり吐いて」と

優しく何度も言ってくれました

 

出産は

1回目の内診から2時間で

子宮口3センチから全開に開いたので

本当にあっという間の出産だったのですが

陣痛で苦しんでいるときは

「まだまだこれからが長いんだ!」

と思っていました

 

陣痛の頂点に達すると呼吸もかなり苦しく

無痛分娩用の麻酔をして欲しいけど

まだ2時間も経ってないから

 

「麻酔をするにはまだ早い?

まだ頑張ったほうがいい?」

 

と彼に相談したときも

「必要だと思ったらしよう。今がその時だよ」

と優しく言ってくれました

 

陣痛で苦しむ中

10分(測ってはいませんがとても長く感じました)ほど待って

担当の女性助産師さんが病室に来て

ある程度子宮口が開いてないと

麻酔は出来ないと言うことで

2回目の内診をしてもらったんですが

もうそこで助産師さんも驚きの

10センチ全開だったのでした

 

分娩は

女性の助産師さんが全て担当してくれましたが

その他のサポートは

担当看護師さんがやってくれていたんです

 

私は、通っていたクリニックの検診では

前もってバースプランを聞かれていて

 

「まだどうしたいか自分でも分からないけど

私は生まれたら赤ちゃんをきれいに洗ってから

抱きたいです

それと人前で授乳したくありません」

 

と伝えていました

 

ところが、分娩後すぐ助産師さんに

「抱っこする?」

と聞かれ

当然質問に答えられるほど頭は働かないので

「はい」と言われるがまま

生まれてすぐの

血がまだべっとりついている我が子を

胸に抱かせてもらったんですが

その際赤ちゃんの肌と自分の肌を触れさせるので

その男性看護師さんにブラを外されました

 

さらに

その後すぐ始める初めての授乳サポートも

して頂きました

 

恥ずかしい感情は一切ありません!!

正直それどころじゃありません!!!

 

病室に入った時も

内診の前に下着を脱いだわけですが

破水してたので

夜用のナプキンをつけていた下着を

脱ぐ手伝いをしてくれたのも

その下着をバッグに仕舞ってくれたのも彼でした

 

産後処置が終わると

トイレでおしっこを

しなければならなかったのですが

そのお世話も

その男性看護師さんに

付きっきりでやって頂きました

 

産褥パッドを替えてショーツを履かせて頂いて

もう私は貧血で頭はフラフラで

「この展開は想像もしてなかったな。

と言うか、この人めちゃめちゃ背高いな(190センチは超えてそうでした)」

と彼の腕に掴まりながらトイレを出たのでした

 

そんな出来事が

実は出産時にあったわけですが

この男性看護師さんにも助産師さんにも

本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです

 

2人は日勤だったので

彼は仕事が上がる前に病室に再び来てくれ

「おめでとうございます。僕はこれで上がります」

と私が産後ぐったりの時に挨拶に来られたので

もう一度会えることがあるなら

きちんとお礼が言いたいですね

 

感謝したい話というと

感謝でいっぱいの助っ人が

もう1人いました

 

実は、出産した産科には

夫の従兄弟の娘さんが

看護師として働いていたんです

 

出産の日はあいにく

出勤日ではなかったのですが

再入院の時に

夜勤で出勤した彼女に会うことができました

 

今思えば、最初に我が子が会った親戚が

彼女ですね

 

スウェーデンでは

看護師さんたちが赤ちゃんの世話を

代わりにやってくれることは基本的にないんです

が!!従兄弟の娘ちゃんは

 

「夜中のミルクは私が一回見てあげるよ!」

 

と提案してくれ

産後4日目の私たちには

女神様のような言葉でした

 

その日の真夜中

娘ちゃんはそろーりと病室に来て

赤ちゃんを連れてってくれました

本当に感謝しかなかったですね

 

生後1ヶ月経った頃に

お礼をしに彼女の住む

夫の従兄弟の御宅へ挨拶に行ってきました

 

4キロ越えの新生児も普通のスウェーデンで

体重が減りすぎて

かなり小さかった我が子を見ているせいか

その後体重が爆増したうちの子を見て驚きつつ

夜中に

赤ちゃんを預かってくれていたときに

ちゃっかりツーショット写真を撮っており

写真を見せてくれました꒰*´∀`*꒱

パート11へ続きます

Image by DanaTentis from Pixabay

Hej! och varmt välkommen till min blogg! Jag är från Japan och bor i Sverige. Just nu brinner jag för träning svenska språket och hälsa!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です