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スウェーデン出産育児日記③

※2023年8月23日 修正しました

こんにちは

スウェーデン出産育児日記の第3回目です

それではどうぞ!

 

多忙につき再び間が空きましたが

今回も前回に引き続き

『スウェーデンの妊娠・出産話』の

産後1週目の出来事について

記録していきたいと思います

《3人初めての夜は疲労困憊》

出産から4時間以上を経て

入院病棟へ移動した私たち3人

 

生まれたその瞬間から

赤ちゃんのお世話は始まっていましたが

最初の晩は

私が出産で1リットル以上の出血が

あったので

貧血と疲労と痛みでほとんど動けず

赤ちゃんの世話は

夫がほぼ担当してくれました

 

いわゆる母子同室なので

基本的に赤ちゃんのお世話は

自分たちで行います

 

たとえ出産後4、5時間後であっても

 

ナースコールを鳴らさない限りは

誰も部屋には来ない

 

ので、新米ママパパ2人で

生まれたばかりの泣いてる赤ちゃんのお世話をします

 

スウェーデンでは新生児室がなく

当然母子同室(希望があれば夫の宿泊可能)

になることは分かっていましたが

正直これは体力的に

かなり厳しいものがありましたね

 

夫も私ももちろん

寝不足になりながらの初めての育児

オムツ替えに寝かしつけにと

疲労困憊でまったく休めませんでした

※《追記》

夫の宿泊の件ですが

私が出産した病院は個室と二人部屋があり

私は個室に入れたのですが

二人部屋に入った場合は

お産が立て込んでなければ個室同様に使えますが

二人同時に入った場合には

夫の宿泊は不可とのことでした

 

夫なしで出産当日から母子同室…

想像したくもないですね!

(と以前書いていたんですが

コロナ渦に出産された皆様

本当にお疲れ様でした

 

2020年4月に出産した友人は

立ち会い出産は出来たものの

胎盤が出ず摘出手術を受けた数時間後には

赤ちゃんと二人きりにされたそうです)

これまで感じたこともない

睡魔に襲われながらも

授乳(Amning*アムニング)は私の担当ですので

薄暗い部屋の中何度か授乳に挑戦しましたが

吸われると痛くて

授乳を繰り返すごとに激痛でした

 

そこで看護師さんに頂いたのは

Medela(メデラ)のPurelan(ピュアレーン)の

クリーム(写真下)のサンプルでした

もともと試供品で持ってはいたんですが

持参しておらず

退院後に商品は購入しました

 

これを塗るとかなり痛みは軽減されました

こちらは日本でも定番商品のようですね

 

3人初めての夜は

出産を終えた興奮と

小さくてふにゃふにゃしてる赤ちゃんが

ちゃんと息しているか⁉︎

毛布は口、鼻に掛かってないか⁉︎

と心配で心配で

一睡もできず朝を迎えました

 

《出産から一夜明けて…》

朝になり

また日勤出勤してきた新しい看護師さんたちが

挨拶に部屋に来られました

 

専門用語ばかりのスウェーデン語は

理解できませんでしたが

午前中に小児科医による診察

新生児の聴力検査等があること

お昼は12時に運ばれることなど

説明されました

 

そのほかに午後には

看護師さんによる出産の経過説明

今後のアフターケアなどの話がありました

 

2日目をなんとか2人で育児をやり切り

看護師さんからは

3日目(次の日)の退院手続きについて

説明がありました

 

新生児が生まれてから

48時間後に受ける血液検査と体重測定を

受けてから退院の予定でしたが

「4日目の午前中に病院に戻って検査を受けても良い」

と言われ

出産から3日目の午後には

退院することになりました

 

また入院中、新生児の診察はいくつかありましたが

母体の診察は一度もありませんでした

数針縫った会陰裂傷の縫合も

溶けてなくなるタイプの糸と言うことで

抜糸処置もありませんでしたね

 

最終的に

病院での滞在時間は約46時間ほどでした

 

日本であれば

出産後は平均5日間入院で

初日は母子別室が一般的でしょうか?

 

自分は

“里帰り出産はしない

両家の親の手助けもないこと”

は承知の上で

海外出産しましたが

やはり産後は

ゆっくり身体を休めたかったし

確実に理解できる言語での

アフターフォローが欲しかったです

 

初めての育児は

失敗、反省がつきものですが

短い入院生活を通して思ったことは

病室で履くスリッパを

自分にしか用意していなく

病院室を出るたびに靴を履く夫を見て

“夫用にもスリッパを用意してあげてれば良かった!”ことや

“入院は1、2日だけだからと持って来なかった赤ちゃん用爪切りはやっぱり必要だった!”

など感じました

 

いま振り返っても

「ああすれば良かった!」

と思う反省点はいくつもありますが

無事に退院

 

家に着いた生まれたばかりの我が子は

取り敢えずよく寝てくれて

自宅でお祝いのディナーを2人で食べました

 

この時の私の心情は

「やっと3人無事に家に帰ってこれた!」

とホッと胸を撫で下ろした気持ちだったのを覚えていますが

その夜、自分の身に起きることは

まだ知る由もないのでした

 

パート4に続きます

Hej! och varmt välkommen till min blogg! Jag är från Japan och bor i Sverige. Just nu brinner jag för träning svenska språket och hälsa!

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