妊娠判定は自己診断!無料で受けるスウェーデンの妊婦健診

スウェーデンではまずクリニックで妊婦健診

2019年のスウェーデンを始め北欧諸国はBabyboomなのでしょうか?

筆者の周りには妊娠中の方が沢山!今日も買い物中に一緒にいたスウェーデンの方の同僚さんが妊娠8ヶ月の方でした。周りに妊婦さんが多いと言うのは筆者以外の他の方も口にするので、本当にベイビーブーム到来?なのかもしれません。

と言うことで今回は、スウェーデンで受ける妊婦健診の流れを説明していきたいと思います。

妊娠判定は自分で!な市販の妊娠検査薬

スウェーデン語で妊娠は『Gravid(形容詞*グラヴィッド) 、Graviditeten(名詞*グラヴィッディティエテン)』と言います。

まず、妊娠が疑われるとき薬局で買える妊娠検査薬を使い自分で検査するのはここスウェーデンでも同じです。しかし、この検査で“陽性反応”が出たら“おめでた確定”になります。

陽性反応が出たら最寄りの診療所(Klinik*クリニック)に電話をし、診察の予約を取ります。スウェーデンでは、出産まで助産師さんの診察を受けます。

日本では、お医者さんの診察で“心音確認が出来たら”が妊娠確定の目安でしょうか。スウェーデンでは市販の妊娠検査薬の判定で妊娠確定になりますので、診療所に予約を入れた時点で「妊娠おめでとうございます」と言われます。

そして、初回の診療所訪問では今後出産後までお世話になる担当の助産師さんと面談になりますが、この際改めて妊娠検査(尿検査*Urinprov)はしません。血圧の測定や内診もありません。母子手帳もこちらでは使われていません。

面談では、これからの妊婦健診の流れ、次回の診療所の訪問日などを予約します。

出産までの妊婦健診の流れを一覧にしてみました。地域、クリニックによって多少の差異はありますのでご参考までに。

◇妊娠5週から10週
初回の担当助産師との面談。今後の妊婦健診の流れの説明を受けます。KUB−Testを受ける場合はこの時に血液検査の予約をします。

(◇妊娠10週から11週)
KUB−Testを受ける方は、超音波検査の1週間前に血液検査(Blodprov)を受けます。採血管合計6本ほど採取します。それと同時に、血液型の確認、梅毒、B型・C型肝炎などの抗体検査、風疹の抗体の有無などの検査も受けます。

(◇妊娠11週から13週)
早期超音波検査 with KUB – Kombinerat Ultraljud och Blodtest《通称KUB test(クブ・テスト)》を指定の病院で受けます。診療所が検査の予約を入れてくれ、初回面談の後日自宅に日時指定の手紙が届きます。こちらからは時間指定等は出来ないようなので、都合をつけて病院に行きます。病院でも助産師の診察になります。

◇妊娠12週
2回目の担当助産師との面談。既往歴、血縁者の病歴などの確認をします。クラミジア検査も受けます。

(◇妊娠14週)
※こちらはオプションです。身内に糖尿病の方がいる場合は早期のブドウ糖負荷試験を受けます。

◇妊娠18週から20週
通常、妊娠期間1回のみの超音波検査《Rutinultraljud*通称RUL》を受けます。こちらも助産師による診察です。

◇妊娠20週
3回目の担当助産師との面談。前回のものより詳しい既往歴の確認。ブドウ糖負荷試験の予約。胎児の心音確認をこの週から始めます。

◇妊娠24週
4回目の担当助産師との面談。胎児の心音確認。この週から子宮底長の測定や血圧測定、尿検査が始まります。

◇妊娠27週から28週
5回目の担当助産師との面談、ブドウ糖負荷テスト(Glukosbelastning)を受けます。糖負荷テストの際は体重測定もします。子宮底長の測定、血圧測定、胎児の心音計測。

◇妊娠31週
6回目の担当助産師との面談。胎児の心音確認、子宮底長の測定、血圧測定、尿検査。この回以降、それまで1ヶ月に一回だった妊婦健診は2週間に1回になります。

(◇妊娠32週)
※オプション 一部の必要な方が2回目(または3度目)の超音波検査を受けます。

◇妊娠33週
7回目の担当助産師との面談。胎児の心音確認、子宮底長の測定、血圧測定。

◇妊娠35週
8回目の担当助産師との面談。出産する病院の予約。胎児の心音確認、子宮底長の測定、血圧測定、尿検査、血液検査。

◇妊娠37週
9回目の担当助産師との面談。胎児の心音確認、子宮底長の測定、血圧測定、尿検査。

◇妊娠39週
10回目の担当助産師との面談。予定通りの出産になれば最後の妊婦健診になります。

(◇妊娠41週)
※オプション 出産予定日経過のため担当助産師との面談。

(◇妊娠42週)
※オプション 出産予定日超過のため病院に診察に行きます。

この他にクリニック主催の両親学級(Föräldrautbildning)などにも行きます。出産まで大きくこのような流れで妊婦検診があります。

妊娠・出産にかかる費用

スウェーデンの妊婦健診は無料、KUB−TestやNIPTは地域によっては35歳以下は有料となり価格も異なります。KUB−Testがおよそ2万5千円、NIPTは6万5千円、RULは8千円ほどするようです。

その他妊娠に関して自己負担となるのは、葉酸などのサプリメント、オイルなどのスキンケア用品の購入です。

もし妊娠中に身体の痛みを感じるようなら市販の鎮痛剤“Alvedon(アルヴェドン)”は服用しても大丈夫だそうです。

また妊娠・分娩で入院する場合、1泊の費用が母親本人が100クローナ(約1200円)、夫などの付き添い者は1泊150〜500クローナ(約1800円から約6000円※地域によって異なります)がかかります。

下記写真はクリニックから指定される鉄分補給のためのサプリメント(瑞:Tablet)、『Niferex』です。Apotekでは棚には置いてないので、薬剤師さんに伝えると購入できます。

スウェーデンでは不妊治療も無料

最後に少しスウェーデンの不妊治療についてご紹介します。“不妊”という単語のスウェーデン語は『Barnlöshet(バーンロースヒエト)』と言います。

一般的には『Ofrivillig barnlöshet(不本意な不妊)』と呼ばれ治療対象になり、一人目の妊娠までの体外受精を含めた治療は3回まで受けられるのだそうです。ただ無料の不妊治療のため治療開始まで早くて3ヶ月、長いと2年待ちなのだそうです。

以上、スウェーデンの無料の妊婦健診についてのご紹介でした。いつもご愛読いただきありがとうございます。

※記事内の金額は2019年3月の為替レートで換算

おすすめ記事!

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ スウェーデン情報へ
にほんブログ村


スウェーデンランキング

⇑⇑応援ポチッ感謝です✧٩(ˊωˋ*)و✧⇑⇑

Photo by Pixabay

無料で受けられる出生前診断【KUB test】

 

Pocket

アバター
About Usa 115 Articles
北欧スウェーデン在住Usaです! スウェーデン暮らしの中で『“見た!聞いた!”スウェーデン関連の情報』をお届けしています٩(ˊᗜˋ*)و

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*